2017年7月英国旅⑯ Tate Britain
やっぱりロンドンに来たら、テート・ブリテンは外せない美術館です。
展示替えも行われているので、毎回楽しめます。
イギリスを代表するターナーの部屋《The Turner Collection》があります。2013年東京都美術館で回顧展が開かれたときは人が多くてゆっくりと丁寧に見ることが難しかったですが、テート・ブリテンでは、ほぼ独り占めでき、ゆっくりと心ゆくまで鑑賞でき堪能できます。
今回は、ターナーの旅の記録が特集されていました。
ラファエル前派の作品を中心に展示されている部屋《1840 room》必見です。この一部屋だけで、十分、日本では超豪華な企画展になりそうな展示です。
ミレイ『オフィーリア』やホイッスラー『白のシンフォニー』などが何気なく展示されています。
1500年代から現代アートに至るまで、バランスよく絵画を中心にイギリス美術が展示されているとっても心地のよい美術館です。
テートモダンではちょっと食傷気味だった現代アートも程よい量で、十分に楽しめました。
テートブリテンを見終えて、裏手のバス停でバスを待っていると、ご近所に住んでいるような母娘がテートブリテンの袋を持って歩いてました。住宅街に素敵な美術館があって、いつでも好きな時に楽しめるなんて、本当に羨ましい限りです。