シャボン玉のお散歩

アート・読書案内・旅など日々の徒然を綴ります。

2018年真冬のパリとモン・サン・ミッシェル⑩ ポンピドゥー・センター

食べているだけのぐるぐるではありません。

パリの美術館・博物館は、オフ・シーズンの第一日曜日が無料になるところがあります。これを利用して、まだ一度も訪れたことがないポンピドゥー・センターに行ってみました。

サンミシェルから38番バスに乗って、Les Hall-pompidouで降りました。

ポンピドゥー・センターの正面には、特別展"Ceser"の大きな親指像が立っていました。

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無料ということもあり、地元の家族連れや観光客で列ができていましたが、思ったよりも早く入場できました。セキュリティチェックが終わって中に入ると、広い美術館なので混んでいる感じはしませんでした。

パリの景色をみながら、エスカレータで上階へ。モダン・アートがこれでもかって感じで展示?いや陳列されています。これだけ見せつけられると、頭がクラクラしてきます。

そんな中でも、いくつかうれしい再会・発見がありました。

数年前の国立新美術館で行われた展覧会を見にいってから興味を持った『バレエリュス』の資料を見ることができました。

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昨年末に、日本の美術館で目にすることが多かったカンディンスキーパウル・クレーの作品や大好きなマティスの作品も楽しめました。

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ミュージアム・ショップの近くに展示されていた作品を「これもアートなのかなー?」という気分で写真を撮っていたら、フランス人のマダムに「あなたも、(これ)お気に入りなの!?私もよ!」と声をかけられました。

マダムはこの作品の良さがわかるのねと思うと同時に、フランス語をもっと話せたらいろいろとお話しできたのにと、ちょっと残念。

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正直言って、やっぱりモダン・アートはよくわかりません!

気になる特別展でもやっていなければ、無料でなければ、ポンピドゥー・センターには足を運びそうにないなーと思いました。

ちょっと頭を冷やすためテラスに出ると、パリの街並みが一望でき、気持ちよかったです。

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ポンピドゥー・センターを出て、その隣の噴水にあるニキ・ド・サンファルのオブジェを見に行きました。噴水は止まっている上、屋外で風雨にさらされて、ちょっとボロボロで、しかも落書きまで(泣)

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ぐるぐるが写真撮り始めたら、「これもポンピドゥーの作品なのか?」という顔で写真撮り始めた人たちが何人かいました。