シャボン玉のお散歩

アート・読書案内・旅など日々の徒然を綴ります。

2018年真冬のパリとモン・サン・ミシェルへ⑭ モン・サン・ミシェルの大潮

子供の頃はお休みの日に潮干狩りに行っていた ぐるぐるです。

モン・サン・ミシェル滞在中、大潮は夜21時前と朝9時過ぎの2回あるのですが、さすがに夜は何も見えないかなーと思いパス。

 大潮を調べるサイト↓

 Mont Saint-Michel - Horaires des Marées mars - METEO CONSULT MARINE

 過去ログで、簡単な見方を説明しています。

biobio33.hatenablog.com

 

お土産さんに行ってみようかと20時過ぎにホテルの外に出ると、シャトルバスを待ってる人たちがいっぱいいました。みんな、見に行くのかなー???

ぐるぐるは、夜道はあまり好きではないので、翌朝9時過ぎの大潮に照準を合わせて行動することに。

翌朝、早めに朝食をとり、8時過ぎにホテルを出て、シャトルバスに乗りました。

昨日の午後と違って、潮が満ちています。

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昨日くぐった島の門の内側まで、既に海水が浸入しているので、そこから入ることはできません。なので、少し高台の違う入口から島に入ると、どこまで海水が入ってくるの?というくらい潮が満ちてきました。

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高いところから見てみようと、オムレツ屋さん近くの階段を登って見晴しのよいところに出ると、徒歩で渡ってきた道が徐々に海水で覆われていきます。あっという間に、道は完全に沈み、モンは島となってしまいました。もう、渡ることができません!!

本当に島なんだー!と実感!!

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(↑対岸で満潮の様子を眺める人たち。右手がモンです。)

・・・などと感動しながら、「このままでは対岸に戻れない。帰りのバスに間に合うのか?」と、一瞬、不安が頭をよぎりました。

しかし、満ちた潮はいずれ引くので、当然ながら、頂点に達すれば、また引いていくことに気づきました。8:30頃から9:00の30分くらいで満潮になったから、9:30くらいになれば、引き潮で通路が現れるはず。

そんなことを思いながら、雄大な光景に見とれていたら、まだ、完全に道が見えていないのに島に渡ってくる人が!!

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(黄色の長靴履いて、おじさん、島に渡ってきます。)

そして、徐々に潮が引いていき、うっすらと道が見えてきた頃、大きなスーツケースを持って慌てて島から対岸へ渡る女の子たち!

そうか、島内に泊まると、大潮と帰り時間がぶつかると、バスに間に合わなくなる可能性があるわけだ。女の子たち、帰りのバスに間に合ったかなー。

人の心配ばかりしてのんびりしていると、ぐるぐるも帰りのバスに間に合わなくなってしまうので、道が整備(潮が引くとラッセル車みたいなのが出て通路を清掃してました)されてから、急いで対岸に戻りました。

ここまでおおよそ満潮時から30分くらい経ちましたが、それでも、島は海上に浮かんで見えました。

シャトルバスに乗り込み、ホテルより手前のダム入口で下車し、もう一度、モン・サン・ミシェルの姿を見ることにしました。ここからの姿が一番美しいなーと、息を呑みました。最後の最後で、素晴らしい景色を見ることができてよかったです。

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もう一度、機会があれば大潮の時を狙って、訪れてみたい気持ちになりました。

(次回は長靴持ってきて、満潮の間に島と対岸の間を行き来してみようかなー!)