エイブベリーは、ストーンヘンジと同様、世界遺産に登録された巨石建造物群のひとつで、ヨーロッパ最大のストーンサークルとも言われています。大平原の中にストーンサークルが点在していて、全部見て回るには1日がかりになるとか。
知名度は、ストーンヘンジが上ですが、スピリテュアル系の人に言わせると、エイブベリーの方に力があって、ストーンヘンジは客寄せではないかと。
ストーンヘンジと異なり、身近に石を見て、触ることもできます。
イギリスどこでもツアーズの棟方さんに「気に入った石に、グラストンベリーの聖水をかけると、石が喜びますよ。」と勧められ、お気に入りの石を見つけ、家人がボトルの蓋一杯分をかけました。
すると、風も強くなく、雨も降ってもいないのに、なぜか足首あたりに水が飛んで来たのを感じました。あれれ...
ストーンサークルの一角に精霊の樹があり、J・R・R・トールキンがこの樹の下で、《ホビットの冒険》をヒントに、《指輪物語》の構想を得たということです。
エイブベリーには、もうひとつ有名な建物、イギリス最強の幽霊が出るというパブ《The Red Lion》があります。
第1次世界大戦時、夫の出征中に浮気をしていた妻が、ある時、前触れもなく帰還した夫に浮気現場を抑えられてしまいました。そして、夫は怒り狂い、妻を井戸に突き落とし殺してしまいました。その後、井戸周辺で幽霊が出没するようになります。
パブではその井戸の口をガラス張りにして、中が見えるようにしているらしいです。
このガラス板をテーブルにして酒を飲む客も大勢いるとか。クワバラクワバラ…
《The Red Lion》の前を通ると、奥歯が痛くなってしまい、入るのはやめました。
こうして、1泊2日の不思議ツアーが終わりました。
イギリスどこでもツアーズ 棟方さん、どうもありがとうございました。