『The Wallace Collection(ウォレス・コレクション)』は、オックスフォード・ストリートにあるSelfridgesの裏手、徒歩数分のところにあります。昔、侯爵が暮らしていたお屋敷をそのまま美術館にしています。
15世紀から19世紀にかけての絵画、家具、陶磁器、武具、甲冑などが所蔵されています。今回は、改装中なのかいくつかの展示室が閉められていましたが、有名な作品はほぼ見られたような気がします。
日本でいう2階に、絵画の秀作が揃っています。
『The Oval Drawing Room』から入り、見ていくと、フラゴナール《ブランコ》やブーシェ、プッサンなどがあります。
なかでも圧巻なのは、『Great Gallery』です。この部屋には、ムリーリョ、ベラスケス、ティツィアーノの他、ファン・エイク、ルーベンスなどの錚々たる画家の作品がいっぱいで、目がくらくらしてします。
『East Gallery』には、オランダ絵画を中心にレンブラントの作品もあります。
そして、日本でいう1階奥には、血なまぐさい武具がずらっと陳列されています。
こちらの馬と騎士は、きっと、夜になると動くのでは!?と思ったりしてしまいます。
中庭は自然光が優しい、カフェとなっています。
PEYTON AND BYRNE が仕切っているカフェなのでそれなりに美味しいです。
カフェ入口そばの階段を下りると、中世の騎士の甲冑を試着できるコーナーがあります。今回も試してみて、一人で着るには、重たくて大変でした。