KITTE marunouchi で開かれている『香港ミニチュア展』に行ってきました。
1階正面入り口から入ってすぐに展示されていました。平日にもかかかわらず、この場所だけ人だらけでした。
香港が中国に返還されてから20周年を記念するイベントのひとつです。
香港の「今と昔」の街並みや風物詩を精巧なミニチュアで本物そっくりに再現した作品が展示されています。
香港に行ったことががないので、返還前と後でどのように香港という都市が変貌していていったのは分かりかねますが、小さな演出が所々に散りばめれていて、なぜか郷愁を誘います。
龍鳳大禮堂×満漢全席(黎熾明、陳慧姫 作)は、食事だけではなくメニューまでミニチュアで再現されています。
大坑舞火籠(黎熾明 作)の中には、動いている人がいたりして。
老金山貨店(李嘉蓮 作) 、老金缸瓦陶瓷舗(李嘉蓮 作)は、昔、日本の商店街にあった荒物屋さんと瀬戸物屋さんを思い出させます。瀬戸物屋さんには、ぶたの貯金箱も。
アップにすると、本物そっくりというより、どこかの店先に見えてしまいます。
但願人長久(西樹、丁丁 作)など、日本初公開の作品も数点あります。
本当に細部まで作りこまれているので、見れば見るほど発見があり、驚きの連続です。
写真撮影もOKですので、あとから写真で「あ、こんなところまで!」なんて、発見も楽しめます。
会場に、冊子があります。
会期10月9日(月)まで