シャボン玉のお散歩

アート・読書案内・旅など日々の徒然を綴ります。

上野3連発③ ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

上野の森美術館をあとにして、次に向かったのは、東京都美術館ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』です。

小腹が空いてきたので、都美館近くの児童公園みたいなところで、おやつをとりました。この児童公園みたいところの遊具では子供たちが楽しそうに遊んでいました。日本語だけでなく、中国語や、北欧の方っぽい言葉も聞こえてきて、なかなか国際的です。

上野の山は、彰義隊戦争で焼け野原になって、土地いっぱいあるんだから、もっと子供が遊べる空間をいっぱい作ってあげればいいのにと、思ったりして。

政府(アホシンゾーさんとその仲間たち)は、子供が国の将来を背負うから幼児教育無償化とか言ってるけど、もっとトータルで子供の成長に有益なことを考えたほうがよいよ。

こちらも西洋美術館と同様、ゴッホと日本の関わりの視点での展覧会です。

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ゴッホが影響を受けた日本美術(浮世絵とか)とゴッホ作品の展示と、ゴッホ好きの日本人たちがゴッホの足跡を追った軌跡などが見られます。

こちらも、ゴッホジャポニスム、浮世絵って感じですね。西洋美術館とテーマかぶってますね。コラボなんでしょうか?

今回見てて面白かったのは、日本画家・橋本関雪ゴッホ詣をしたときの8ミリフィルムの映像です。やはり映像というのは、その時に生きていた人間の息吹が感じ取ることができてよいです。

あと、芳名録に斎藤茂吉の署名があって、なんか感動。

大正時代から日本人はめちゃめちゃゴッホ好きになって、ゴッホの墓に詣でたり、ゴッホの知り合いのガシェ氏を訪ねたりしてたらしいです。

ゴッホの作品を期待しすぎると、なんか物足りなさを感じるかも知れません。 

2005年の東京国立近代美術館と2011年の国立新美術館ゴッホ展のほうが見ごたえあったような気がします。

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