シャボン玉のお散歩

アート・読書案内・旅など日々の徒然を綴ります。

カバンの話②

出歩くとき、犬の散歩に出かけるような小さなカバンを持って行く、ぐるぐるです。 (旅に出るときは違いますが...)

今回もまた、電車の中でみたカバンにまつわる話。

さして混んではいなかった地下鉄に乗ってボーと座っていたら、ある駅で3人連れが乗ってきた。

50代くらいの夫婦と、知り合いの女性60代くらいの3人です。3人はドア付近に立ちながら話していました。

しばらくして、おっさんが、知人女性に対して、「バッグ持ちましょうか?」と声をかけます。おば様は確かにちょっと大きめのバッグを抱えて持っています。

おば様は、遠慮している様子ながらも、折角の申し出と、「では・・・」とバッグをおっさんに手渡します。

その時、どういうわけか、私には得も言われぬ不信感というか違和感が走ったのです。

おっさんは、バッグを受け取ると、なんと!そのまま床面に置こうとしたのです!!

瞬間、「(床に)置くなら網棚に載せて!!」と奥さんとおば様が叫びました。

おっさんは、「!?」なみたいな素っ頓狂な顔をしています。奥さんが再び「置くなら、床じゃなくて棚でしょ!」と棚を指さします。

おっさんは、棚にバッグを置きました。

 私もホッとしました。あーよかった。おば様のどうみてもいい品物のバッグが汚い床に置かれなくて。

おば様は、大きな荷物を床に下さず手に持っている。このことから、おば様は床に荷物を下して汚したくはないという気持ちがあるということ。

そのおば様に、荷物「持ちましょうか」と提案しながら、受け取って、そのまま床に置こうとする対応するなんて・・・。人から、その人の大事な荷物を受け取って、そのまま床面に置けるという無神経さ、そして、「持ちましょうかと?」言って、床に置こうとするなんて、それって持ってるにならないよ。

電車の床は、きれいに掃除されているからと言っても、みんな土足で乗ってくるところですよ。土足ですよ、土足!

その土足は犬のウンコ踏んだ靴だったり、どこかのトイレを踏みつけた靴だったりするのに、そんなところに、自分の部屋に上げるバッグをノコノコと置ける神経が理解しがたい。

と思っていたら、向かいに座った若い娘が、膝に置いていたバッグを当たり前のように床に下してました。バッグの底に底鋲がついているわけでもないのに・・・。

この娘、きれいに着飾って、ブランドもんのカワイイ系バッグもっているのに、床に置くんだ・・・。汚物が付いているかもしれない床に、白色のバッグ置くんだ・・・。そして、それを、また自分の膝の上に置いたり、自分の部屋に上げるの?!

私は、クラクラしました。

もしかしたら、私の感覚は、今の常識からズレている?

 

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