2017年7月英国旅⑮ Tate Modern
連日、お天気に恵まれて、はじめてテート・モダンに行ってきました。
火力発電所を美術館に改装した現代美術中心の美術館です。
テムズ川挟んで対岸にセント・ポール大聖堂があります。
ロンドン市交通局のサイトで、バス路線を検索・確認して、ホテルから向かったのですが、乗り換える停留所がこの日はスキップされ、迂回ルートをバスは走っていたようで、ちょっと遠周りになってしまいました。バスは時々、迂回ルートを走ることがあるのでそれに遭遇すると慌ててしまいます。
日本でジャコメッティ展が開催されていますが、ここテート・モダンでも、より大規模に企画展『GIACOMETTI』が開かれていました。日本よりも多くの人が来ていました。写真撮影不可、企画展は有料です。
日本では見かけなかった木製の彫刻もありました。自然光を活かした展示でしたので、見やすかったです。
企画展のあとは、常設展に。展示でわかるものは、ピカソ、ダリ、マチス、カンディンスキーそしてモンドリアンくらい。『色』をテーマに絵画、オブジェが展示されていました。
有名なモンドリアンの『Composition』も凡人にはアートなの?と首を傾げてしまうのに、そんなのがいっぱい展示されている。テレビの試験放送みたいなのも、たくさんのラジオを積み重ねたオブジェ、血まみれの(?)箱の集合体もアートなの!?もはや、凡人には陳列館に見えてきてしまう。これでもかとあるので、頭がついていけなくなってしいました。(あくまで個人的感想です。)
イラストアートを見るとホッとしてしまう。
そういえば、美輪明宏さんが本『正負の法則』の中で、現代アートは怠け者で芸術ではないといっていたことを思い出してしまった。
帰りはミレニアム・ブリッジを渡って、セント・ポール大聖堂前からバスに乗りました。